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ヴェネズエラ、カラカス市出身。

ジュリアード音楽院のマスターコースでマーガレット・パーディー、ルジェロ・リッチ、オーギュスタン・デュメイの各氏に指導を受ける。ヴェネズエラ国内ではシモンボリバルシンフォニーオーケストラのメンバーを10年間務め、その間主要音楽祭ではオーケストラのソリストとして多くのコンサートをこなした。
 

1988年来ピリオド楽器での演奏法に焦点をあて、イギリスのロンドンロイヤルアカデミーでバロック音楽の分野において更なる研鑽を積んだのち、オランダのデン・ハーグ王立音楽院へ留学。シギスヴァルト・クイケンに師事し、96年ソリストディプロマを得て卒業。


ヨーロッパでは、ラ・プティットバンドをはじめとし、コレギウムヴォカーレ、ヨーロピアンバロックオーケストラ、室内楽においては、ジョン・エリオット・ガーディナー、アンドレアス・ショル、マリー・レオンハルト、ルーシー・ファンデールなど多くの主要なミュージシャンとともにコンサート、レコーディングに参加してきた。

現在は日本に本拠を移し、バッハ・コレギウム・ジャパン、クラシカルプレイヤーズ東京(有田正広指揮)などのグループとともに演奏活動を行っている。2001年には自ら室内楽グループ『アニマ・コンコルディア』を結成し、17世紀、18世紀のトリオソナタを中心とした作品に焦点をあて活動を展開している。


札幌市で行われた札幌古楽音楽祭では3年にわたりヴァイオリン講師を務めた。

パウル・エレラ Paul Errera

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